愛犬と一緒にカフェでのんびり過ごす時間は、飼い主にとっても犬にとっても特別なひとときです。最近はドッグカフェだけでなく、テラス席で犬同伴OKの一般カフェやレストランも増えてきました。

とはいえ、初めてドッグカフェに行く場合は「うちの犬を連れて行って大丈夫だろうか」「どんなマナーがあるのか」と不安になるもの。この記事では、ドッグカフェの基本的な仕組みからエリア別のおすすめ店、利用マナーまでまとめました。各エリアの詳細記事へのリンクも掲載しているので、お住まいの地域に合わせてチェックしてみてください。

ドッグカフェとは

ドッグカフェは、犬を連れて入店できる飲食店の総称です。店舗の形態はさまざまで、大きく分けると以下の3タイプに分類されます。

タイプ特徴向いている犬
専用ドッグカフェ犬の利用を前提に設計された店。犬用メニューありすべての犬(社会化ができている前提)
テラス犬OK店一般カフェ・レストランのテラス席で犬同伴可落ち着いて座っていられる犬
ドッグラン併設カフェ庭やランスペースで犬を遊ばせられる活発な犬、他の犬と遊べる犬

専用ドッグカフェでは犬用のごはんやケーキが提供されることも多く、愛犬の誕生日に利用するオーナーも少なくありません。一方、テラス席のみOKの一般店では犬用メニューがない場合がほとんどなので、水やおやつは持参するのが基本です。

ドッグラン併設カフェは郊外に多く、車でのアクセスが前提になることが大半です。都心部のカフェと比べて席数に余裕があり、犬同士の距離が取りやすいため、犬の社会化トレーニングを兼ねて利用する飼い主もいます。

利用料金の相場

ドッグカフェの料金体系は店舗によって異なります。一般的な価格帯をまとめました。

項目相場
ドリンク500〜800円
ランチセット1,200〜1,800円
犬用メニュー300〜800円
犬の入店料(かかる場合)300〜500円

入店料を設けている店は全体の2割ほど。多くのドッグカフェでは人間の飲食注文が必須(1人1オーダー制)で、犬の利用料はかからないのが一般的です。

初めてのドッグカフェで知っておきたいマナー

ドッグカフェは犬好きが集まる場所ですが、それだけにマナーへの意識が高いお客さんが多い場所でもあります。事前にマナーを押さえておくと、安心して楽しめます。

マナー項目具体的な内容
リードの着用店内では必ずリードをつけた状態に
予防接種の証明狂犬病・混合ワクチンの証明書を持参(求められる店がある)
トイレは事前に入店前に済ませる。店内で粗相した場合は申し出る
椅子に直接乗せないカフェマットやブランケットを持参
他の犬への接触飼い主に確認してから近づける
吠える場合落ち着かせられない場合は一旦外に出る

初めて行く場合はおやつやお気に入りのおもちゃを持参しておくと、犬が落ち着きやすくなります。また、事前にお店のルールをウェブサイトやSNSで確認しておくとスムーズです。

ヒート中(発情期)のメス犬は、他の犬が興奮しやすくなるため来店を断られる場合があります。予約時に確認しておくとトラブルを防げます。

ドッグカフェのマナーについて、もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事も参考になります。

ドッグカフェのマナーガイド。初心者が知っておきたいルール

持ち物チェックリスト

ドッグカフェに行くときに持っていくと便利なものをまとめました。

持ち物必要度備考
リード必須短めのリードが店内では使いやすい
カフェマット・ブランケット推奨椅子やソファに敷く用
水飲み用の器推奨店舗で用意がない場合に
おやつあると便利落ち着かせるために
マナーベルト・マナーパンツ推奨マーキングの心配がある犬は特に
トイレ袋・ウェットティッシュ必須万が一の粗相に備えて
ワクチン証明書店舗による提示を求められることがある

エリア別おすすめドッグカフェ

全国各地にドッグカフェがありますが、特に店舗数が多いのは東京・横浜・大阪エリアです。各エリアのおすすめ店を詳しくまとめた記事を用意しているので、お出かけ先に合わせてチェックしてください。

東京エリア

東京都内にはドッグカフェが数多くあり、渋谷、代官山、自由が丘、二子玉川といったエリアに人気店が集中しています。世田谷区や目黒区は住宅街の中に隠れた個人経営の店も多く、地元の犬好きが集まるコミュニティのような雰囲気を持つ店舗が目立ちます。テラス席で犬OKの一般カフェも含めると、選択肢はかなり豊富です。

自由が丘のドッグカフェ。お散歩ついでに寄れるお店

二子玉川のドッグカフェ。多摩川沿いの散歩とセットで

世田谷のドッグカフェ。住宅街に隠れた穴場店

恵比寿のドッグカフェ。愛犬とランチを楽しめるお店

赤坂のドッグカフェ。オフィス街で犬と入れるお店

吉祥寺のドッグカフェ。井の頭公園散歩とセットで

雨の日や真夏・真冬はテラス席が使いにくいため、室内で犬と過ごせるカフェを押さえておくと重宝します。

東京の室内ドッグカフェまとめ。天候を気にせず楽しめるお店

テラス席で愛犬と一緒にランチを楽しめるレストランも都内には増えています。

東京で犬とテラスランチできるお店まとめ

横浜・湘南エリア

横浜みなとみらいや元町エリアは犬連れに寛容な店が多く、海沿いの散歩コースとセットで楽しめるのが魅力です。山下公園やみなとみらいの遊歩道を散歩してからカフェでひと休み、という流れが定番のコースになっています。鎌倉では古民家を改装したドッグカフェも人気を集めています。

横浜のドッグカフェおすすめ。みなとみらいから元町まで

横浜で愛犬とランチできるお店。ドッグカフェ以外も紹介

鎌倉のドッグカフェ。観光と一緒に楽しめるお店

大阪エリア

大阪は梅田・心斎橋エリアを中心にドッグカフェが点在しています。東京と比べて1店あたりの席数が広い傾向があり、犬用メニューが充実したお店や、ドッグラン併設のカフェもあります。

大阪で愛犬とランチできるお店。ドッグカフェ以外も紹介

その他のエリア

東京・大阪以外にも、全国各地にドッグカフェがあります。地方都市のカフェは駐車場付きの店舗が多く、大型犬を連れていても利用しやすいのが特徴です。

エリア特徴詳細記事
名古屋郊外型のドッグラン併設カフェが多い名古屋のドッグカフェ
福岡海沿いのテラス犬OK店が充実福岡のドッグカフェ
札幌冬でも室内で過ごせる専用カフェ札幌のドッグカフェ
仙台公園近くの穴場カフェがある仙台のドッグカフェ
京都町家風のおしゃれなドッグカフェ京都のドッグカフェ
神戸異人館エリアにテラス犬OK店神戸のドッグカフェ
広島川沿いのテラス席が人気広島のドッグカフェ
沖縄ビーチ沿いの開放的なカフェ沖縄のドッグカフェ
千葉房総エリアにドッグラン付きカフェ千葉のドッグカフェ
埼玉郊外の広々としたドッグカフェ埼玉のドッグカフェ

犬同伴OKのチェーン店・ファミレス

ドッグカフェ以外にも、テラス席で犬同伴OKの飲食チェーンがあります。急な外食でも利用しやすいので、知っておくと便利です。

チェーン名犬同伴の条件
スターバックステラス席のみ。店舗によっては犬用の水を提供
タリーズコーヒーテラス席のみ。一部店舗で対応
びっくりドンキー一部店舗のテラス席でOK
ロイヤルホストテラス席のある店舗で対応

ただし、チェーン店の犬同伴ルールは店舗ごとに異なる場合があります。事前に電話やウェブサイトで確認してから行くのがおすすめです。

犬同伴OKのチェーン店・ファミレスまとめ

ドッグカフェと合わせて楽しみたいお散歩スポット

ドッグカフェの前後に近くの公園や散歩コースで愛犬を遊ばせると、1日のお出かけプランとしてより充実します。東京都内のお散歩スポットについても記事を用意しています。

犬の散歩にぴったりの東京エリアガイド

大阪で犬の散歩におすすめのエリアガイド

大型犬を連れて行けるお店

大型犬はスペースの都合上、入店できないドッグカフェも少なくありません。大型犬OKのお店を事前にチェックしておくと、現地で断られるストレスを避けられます。

大型犬を受け入れているカフェは、テラス席が広い店や庭付きの郊外型店舗に多い傾向があります。室内型の場合でも、大型犬専用スペースを設けている店舗であれば安心です。

大型犬も入れるドッグカフェまとめ

季節ごとの楽しみ方

ドッグカフェの利用は季節によって注意点が変わります。

春と秋はテラス席が快適で、犬も過ごしやすい季節です。桜の時期や紅葉シーズンはテラス席が混み合うので、予約を入れておくと確実です。

夏場は日差しの強い時間帯を避け、午前中か夕方以降の訪問がおすすめ。アスファルトの温度が高いと犬の肉球をやけどするリスクがあるため、日陰の多い散歩ルートを選んでカフェに向かいましょう。犬用の水を多めに持参し、冷感マットがあれば持っていくと安心です。

冬場は室内型のドッグカフェが快適です。テラス席は暖房がない場合も多いので、犬用のブランケットを持っていくと長居しやすくなります。小型犬は寒さに弱い犬種も多く、服を着せて行くのもひとつの方法です。暖房が効いている店内で犬が暑がる場合もあるので、脱がせやすい前開きタイプの服が便利です。

参考情報

各店舗の情報(住所・営業時間・ペット同伴条件)は公式サイトおよびGoogleマップの掲載情報(2026年4月確認)に基づいています。

よくある質問

ドッグカフェとは何ですか?犬同伴OKのカフェとは違いますか?

ドッグカフェは店内に犬を連れて入れるカフェの総称です。「犬と一緒に食事やドリンクを楽しむ場所」という意味では同じですが、専用の犬用メニュー・ドッグランスペース・足洗い場などの設備が整った専門店と、テラス席や一角のみ犬同伴OKの一般カフェとでは設備や雰囲気が異なります。

ドッグカフェに行くときの持ち物は何が必要ですか?

最低限必要なものは、リード・ハーネス、水飲み用折りたたみボウル、うんち袋、タオルです。店内が暑い場合に備えた保冷剤、長居するなら愛犬用のブランケットやマット、おやつ(店内で使用可能か確認)を持っていくと便利です。

ドッグカフェの料金相場はいくらですか?

人間のドリンク・フード料金に加えて、犬の入場料(500〜1,000円)が必要な店が多いです。犬用フード・おやつのメニューは300〜800円程度が一般的です。一部の専門店では時間制(1時間1,500円程度〜)を採用しています。

初めてドッグカフェに行くときの注意点は何ですか?

まず予防接種の証明書(狂犬病・混合ワクチン)を持参してください。店によっては接種証明の提示が必要です。また、他の犬に敵意を示す場合や、他のお客さんに飛びつく場合は外に出す判断も必要になります。事前に公式サイトで入場ルールを確認しておくことをおすすめします。

雨の日はドッグカフェに行けますか?

室内型のドッグカフェであれば問題なく利用できます。ただし、テラス席のみ犬同伴可の店舗は雨天時に利用できないケースがあります。事前に「雨の日でも室内で犬と一緒にいられるか」を電話や公式サイトで確認しておくと安心です。


ドッグカフェはマナーを守れば初めてでも十分楽しめます。各エリアのガイド記事を活用して、愛犬に合った場所を見つけてみてください。近くに専門店がない場合でも、テラス犬OKのチェーン店を活用することで犬連れ外食は意外と身近です。