東京からアクアラインを使えば木更津まで約30分、館山までも1時間半ほど。千葉県の房総半島は、都心から最も気軽に行ける海沿いのリゾートエリアです。三方を海に囲まれた半島には犬と泊まれるコテージやヴィラが数多く点在しており、プライベートドッグラン付きの一棟貸し施設が年々増えています。
この記事では、房総エリアで犬と泊まれる宿8施設を料金・犬の受入条件・ドッグラン・食事で比較しました。内房・外房・九十九里のエリア別ガイドと犬連れの散歩スポットも紹介しています。
料金や受入条件は時期やプランによって変動します。予約前に各施設の公式サイトで最新情報をご確認ください。
8施設の比較一覧
| 施設名 | エリア | タイプ | 料金目安(1泊) | 犬の料金 | サイズ制限 | 頭数上限 | ドッグラン |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドッグヴィラ千葉南房総 | 内房 | ヴィラ | 73,600円〜/2名 | 宿泊料に含む | 制限なし | 制限なし | 約80㎡(専用) |
| 南房総maru | 内房 | ログハウス | 44,000円〜/棟 | 無料 | 中型犬まで(20kg) | 5頭 | 約200坪(専用) |
| ZUKKU NO MORI(ズックの森) | 香取 | コテージ | 30,000円〜/棟 | 公式サイトで確認 | 制限なし | 複数頭OK | 最大320㎡(専用) |
| コトマル。 | 内房 | 貸別荘 | 25,000円〜/棟 | 棟により異なる | 棟による(大型犬OKあり) | 棟により異なる | 専用庭 |
| Dog Villa SAMPO | 内房 | コテージ | 70,000円〜/棟 | 宿泊料に含む | 制限なし(闘犬種除く) | 3頭 | あり |
| DANQOO(ダンクー) | 内房 | ホテル | 60,800円〜/2名 | 宿泊料に含む | 小型犬のみ(10kg以下) | 2頭 | 300坪+屋上 |
| THE FOREST 館山犬石(旧 THE DOG DEPT 館山犬石) | 内房 | コテージ | 28,600円〜/2名1犬 | 2頭目から1,100円 | 制限なし | 複数頭OK | 棟ごとに専用 |
| 白浜オーシャンリゾート | 内房 | ホテル | 12,650円〜/人 | 小型・中型は1頭目無料、大型1,100円 | 洋室は中型犬まで、スイートは大型犬OK | 2頭 | 2カ所(無料) |
ドッグヴィラ千葉南房総 ― 天然温泉・プール・サウナ付きの愛犬専用ヴィラ
南房総市に位置する全4棟の愛犬同伴専用プライベートヴィラです。各棟に天然温泉の客室風呂を引いており、犬のそばで温泉に浸かれる贅沢な設計になっています。プライベートプール、バレルサウナも全棟に備わっています。
約80平米以上のプライベートドッグランが各棟に付帯しており、脱走防止柵付きでノーリードのまま遊ばせられます。犬種・サイズの制限がなく、大型犬を含む複数頭での宿泊に対応しています。客室スペースも約80平米あり、犬が動き回れる広さです。
食事は千葉県産の食材にこだわった地産地消メニューやBBQが選べます。1泊2食付きプランの場合、犬の頭数分の日替わりディナーが無料で付きます。犬用の有料メニューも用意されています。
来館時には狂犬病予防接種証明書と5種以上の混合ワクチン接種証明書のコピーが必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県南房総市高崎885-1 |
| アクセス | 富津館山道路 富浦ICから車で約15分 |
| 料金目安 | 素泊まり 40,600円〜/人(2名利用時)、1泊2食付き 73,600円〜/2名 |
| 犬の宿泊料 | 宿泊料に含む(頭数制限なし) |
| 犬の同伴条件 | 全犬種OK。狂犬病+5種以上混合ワクチン接種済み。証明書コピー持参 |
| 設備 | プライベートドッグラン(約80㎡〜/棟)、天然温泉風呂、プール、バレルサウナ |
| 公式サイト | https://www.privatevilla-chiba.com/ |
南房総maru ― 約200坪のドッグランとミニプール付きログハウス
2023年4月にオープンした一棟貸しのログハウスです。伊予ヶ岳の麓に位置し、約200坪のプライベートドッグランにはミニプールが付いています。ドッグランは客室直結で、リビングから犬が庭で遊ぶ様子をそのまま眺められます。
BBQ機材の貸し出しが無料で、房総の食材を持ち込んで自由に楽しめるスタイルです。自家焙煎コーヒーの提供もあり、オーナーの手作り感が温かい宿といえます。
犬の受け入れは中型犬(体重20kgまで)に限ります。頭数は「大人の人数+1頭」で、上限は5頭。犬の宿泊料は無料で、2歳以下の乳児も無料です。連泊の場合は2泊目以降20%割引が適用されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県南房総市平久里中145-2(チェックインはHEGURI HUB / 平久里中224-3) |
| アクセス | 富津館山道路 鋸南富山ICから車で約15分 |
| 料金目安 | 1棟 44,000円〜(平日・日曜、1〜2名利用時)。休前日55,000円〜。追加は大人11,000円、小学生以下7,700円 |
| 犬の宿泊料 | 無料 |
| 犬の同伴条件 | 中型犬まで(体重20kg以下)。大人の人数+1頭、最大5頭 |
| 設備 | プライベートドッグラン(約200坪)、ミニプール、BBQ機材無料 |
| 公式サイト | https://minamiboso-maru.com/ |
ZUKKU NO MORI(ズックの森) ― 1日4組限定のドッグコテージ+サウナ
千葉県香取市にある1日4組限定のドッグコテージです。2023年12月のプレオープン以来、天然芝のプライベートドッグラン(最大約320平米)とバレルサウナを全棟に備えた設計で支持されています。
4タイプのコテージすべてに寝室・食事スペース・浴室・サウナが付いており、犬と一緒に完全なプライベート空間で過ごせます。都心から車で約90分、東関東自動車道の大栄ICから約20分のアクセスです。内房方面よりアクアラインの渋滞を避けやすい九十九里寄りのルートで到着できるのも利点です。
犬は生後4か月以上が対象。1年以内の狂犬病予防接種と混合ワクチン接種が必須で、証明書の持参が求められます。トイレのしつけができていること、無駄吠え・飛びつき・噛みつき癖がないことも条件です。ヒート中・妊娠中のメスは受け入れ不可となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県香取市上小堀1405-2 |
| アクセス | 東関東自動車道 大栄ICから車で約20分 |
| 料金目安 | 1棟 30,000円〜(プランにより変動) |
| 犬の宿泊料 | 公式サイトで確認 |
| 犬の同伴条件 | 全犬種OK。生後4か月以上。狂犬病+混合ワクチン接種済み。しつけ済み必須 |
| 設備 | プライベートドッグラン(最大約320㎡・天然芝)、バレルサウナ |
| 公式サイト | https://www.chiba-dogresort.com/ |
コトマル。 ― 棟ごとにテーマが異なる南房総の貸別荘群
千葉県南房総市の内房エリアにある貸別荘群で、コンセプトの異なる複数のヴィラを展開しています。船をモチーフにした「わんship」は小型犬・中型犬向けで最大5名まで宿泊可能。ハワイ島をモチーフにした「わんpaina」は大型犬にも対応し、最大6名利用できます。2026年1月には新棟「別邸セカンド」も公開されました。
各棟に専用の庭が付いており、BBQをしながら犬とのんびり過ごすスタイルです。海を望むロケーションが魅力で、棟によってはテラスから海が見渡せます。手ぶらBBQプランも提供されているため、食材の調達なしでも利用できます。
棟ごとにペットの受入条件が異なるため、予約前に公式サイトの「わんちゃんのサイズ規定」を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県南房総市(棟により住所が異なる) |
| 料金目安 | 1棟 25,000円〜(棟・プランにより変動) |
| 犬の同伴条件 | 棟により異なる。わんship=小型犬・中型犬、わんpaina・別邸=大型犬OK |
| 設備 | 専用庭(BBQ可能)、棟による |
| 公式サイト | https://www.cotomaru.com/ |
Dog Villa SAMPO ― 海まで歩ける犬専用コテージ
館山市に位置する犬同伴専用のコテージです。砂浜まで歩いて行ける立地で、プライベートプール・サウナも備えています。最大6名宿泊可能で、犬は3頭まで同伴OK。犬の宿泊料は施設利用料に含まれています。
闘犬種を除き犬種制限はなく、小型犬から大型犬まで受け入れています。ただし生後6か月以上であること、トイレのしつけが済んでいること、過度な吠えや噛みつき癖がないことが条件です。狂犬病予防接種と5種以上の混合ワクチン接種(接種後2週間〜1年以内)の証明書を持参してください。ヒート中のメスは宿泊不可です。
犬はベッドルーム・バスルーム・洗面所への立ち入りが不可のため、寝室で犬と一緒に寝たい場合は事前に確認が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県館山市 |
| アクセス | 富津館山道路 富浦ICから車で約10分 |
| 料金目安 | レギュラー期 平日70,000円〜、休前日80,000円〜。ハイシーズンは100,000円〜 |
| 犬の宿泊料 | 宿泊料に含む |
| 犬の同伴条件 | 闘犬種を除く全犬種。生後6か月以上。3頭まで。ワクチン証明書必須 |
| 設備 | ドッグラン、プライベートプール、サウナ |
| 公式サイト | https://sampo.wyes-resort.com/ |
DANQOO(ダンクー) ― 天然温泉と創作会席の小型犬専用ホテル
南房総市久枝にある岩井海岸まで徒歩2分の立地で、古い保養所をリノベーションしたドッグファーストホテルです。全10室で、専用テラス付きの和室から、専用庭園付きの部屋、露天風呂付きジェットバスの部屋まで8タイプから選べます。
敷地内に300坪の人工芝ドッグランと屋上ドッグランの2カ所があり、どちらも宿泊者は無料・時間制限なしで利用可能。フリードリンクコーナーとガーデンチェアも設置されています。
食事は個室スタイルのレストランで、房総の地魚やブランド牛を使った創作会席料理を提供。食事中は犬用の専用ペットカートが用意されるので、犬と同じ空間で落ち着いて食事できます。
受け入れは小型犬(体重10kg以下)に限定されています。1室2頭まで。中型犬以上を連れている場合は別の施設を検討してください。精算はクレジットカードのみで現金は不可です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県南房総市久枝778-1 |
| アクセス | 富津館山道路 鋸南保田ICから車で約10分 |
| 料金目安 | 60,800円〜/2名(1泊2食付き) |
| 犬の宿泊料 | 宿泊料に含む |
| 犬の同伴条件 | 小型犬のみ(体重10kg以下)。1室2頭まで |
| 設備 | 地上ドッグラン(300坪)、屋上ドッグラン、天然温泉 |
| 公式サイト | https://www.danqoo.jp/ |
THE FOREST 館山犬石(旧 THE DOG DEPT GARDEN RESORT 館山犬石) ― DOGファーストの森のコテージ
アパレルブランドDOG DEPTが手がける犬同伴専用のアウトドアリゾートです。約3万平米の森の中に三角屋根のCAMP HOUSE(コテージ)が15棟並んでいます。2024年にグランドオープンした比較的新しい施設で、現在の施設名は「THE FOREST 館山犬石」です。
棟ごとに専用のドッグランが付帯しており、オーシャンビュータイプとガーデンタイプから選べます。IHキッチン・電子レンジ・冷蔵庫が各棟に備わっているので、犬のごはんの手作りも可能。セミダブルベッド、エアコン、ウォシュレット付きトイレ、シャワー付きバスタブなど設備は一通り揃っています。
基本料金は2名+1頭で28,600円〜。2頭目以降は1頭あたり1,100円の追加料金がかかります。追加の大人は5,500円/人、子供は3,300円/人です。
木曜定休のため、木曜にチェックイン・チェックアウトを予定する場合は注意してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県館山市犬石 |
| アクセス | 富津館山道路 富浦ICから車で約20分 |
| 料金目安 | 28,600円〜(2名+1犬)。2頭目以降1,100円/頭 |
| 犬の宿泊料 | 1頭目は基本料金に含む。2頭目から1,100円/頭 |
| 犬の同伴条件 | 全犬種OK。犬種・サイズ制限なし |
| 設備 | 棟ごとの専用ドッグラン、IHキッチン、バスタブ |
| 定休日 | 木曜日 |
| 公式サイト | https://dogdeptminamiboso.com/ |
白浜オーシャンリゾート ― オーシャンビューのドッグフレンドリーホテル
南房総の最南端に位置する海辺のリゾートホテルです。コテージではなくホテルタイプですが、1階のドッグフレンドリールームは全室オーシャンテラス付きで、テラスから直接ドッグランやシーサイドガーデンへ出られます。
ドッグランは2カ所あり、太平洋を真横に眺めながらノーリードで遊ばせられます。アジリティ設備も整っており、夏期にはわんちゃん用プールも開設されます。宿泊者はドッグランを無料で利用できます(日帰り利用は550円/頭)。
小型犬・中型犬は1頭目の宿泊料が無料という点が大きな特徴です(大型犬以上は1頭目1,100円、2頭目以降は犬種を問わず1,100円/頭)。洋室・和室は小型犬・中型犬のみ、スイートルームは大型犬にも対応しています。1室2頭まで宿泊可能。散歩用カートやキャリーの貸し出しもあります。
食事は2食付きプランが基本で、館内レストランで浜焼きなどの房総料理を楽しめます。犬と一緒にホテルの食事を楽しみたい方や、コテージよりもホテルの安心感を求める方に向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 千葉県南房総市白浜町白浜 |
| アクセス | 富津館山道路 富浦ICから車で約30分 |
| 料金目安 | 平日12,650円〜/人、休前日18,370円〜/人(2食付き) |
| 犬の宿泊料 | 小型犬・中型犬は1頭目無料、大型犬は1,100円。2頭目以降は1,100円/頭 |
| 犬の同伴条件 | 洋室=小型犬・中型犬、スイート=大型犬OK。1室2頭まで |
| 設備 | ドッグラン2カ所(アジリティ付き)、夏期犬用プール、散歩カート貸出 |
| 公式サイト | https://shirahama-ocean-resort.com/pet/ |
予算と目的で選ぶ施設タイプ
房総エリアの犬連れ宿は「一棟貸しヴィラ・コテージ」と「ホテル」に大きく分かれます。それぞれの特徴を整理しました。
| 比較項目 | 一棟貸し(ヴィラ・コテージ) | ホテル |
|---|---|---|
| プライバシー | 高い。犬が吠えても気になりにくい | 同フロアに他の宿泊客がいる |
| 料金の仕組み | 1棟あたりの料金。人数が多いほど割安 | 1人あたりの料金。少人数向き |
| 食事 | 持ち込みやBBQが中心 | レストランで食事付きプランが多い |
| 犬の自由度 | 敷地内のドッグランでフリー | ルーム内とドッグランのみ |
| おすすめの人 | 多頭飼い、大型犬、グループ旅行 | 食事の手間を省きたい、温泉を重視 |
1棟貸しの場合、2人で利用すると1人あたりの単価は割高になりますが、4〜6人のグループなら1人あたり1万円台に抑えられるケースもあります。逆にカップルや夫婦2人の犬連れ旅行なら、白浜オーシャンリゾートやTHE DOG DEPTのように1人あたりの料金設定がある施設の方がコストパフォーマンスが高くなります。
エリア別の特徴と過ごし方
房総半島は三方を海に囲まれており、エリアごとに海の表情がまるで違います。
内房(館山・南房総・鋸南)
東京湾に面した穏やかな海と温暖な気候が特徴です。冬でも10度を下回ることが少なく、1月から菜の花が咲く暖かさ。波が穏やかな遠浅の海岸が多いため、オフシーズン(10〜6月)なら犬と波打ち際で水遊びもできます。
犬と泊まれる宿の選択肢は内房が圧倒的に多く、今回紹介した8施設のうち6施設がこのエリアに集中しています。一棟貸しのコテージからホテルまで幅広いタイプが揃うので、予算と目的に合わせて選びやすい地域です。
外房(鴨川・勝浦)
太平洋に面した外房はダイナミックな波が特徴。内房と比べると犬連れ向けの宿の数はやや少ない反面、混雑を避けて静かに過ごしたい方には向いています。勝浦の朝市で買ったキンメダイの干物をコテージで焼いて食べるといった楽しみ方もおすすめです。
九十九里・香取
全長約60kmの九十九里浜は、広大な砂浜を犬と駆け回れる関東随一のビーチエリアです。ZUKKU NO MORI(ズックの森)がある香取市は内陸寄りですが、東関東自動車道で都心から直行できるため、アクアラインの渋滞を回避したいときに重宝します。
| 比較項目 | 内房(館山・南房総) | 外房(鴨川・勝浦) | 九十九里・香取 |
|---|---|---|---|
| 海の雰囲気 | 穏やかで遠浅 | ダイナミック | 広大な砂浜 |
| 都心からの距離 | アクアライン経由で約1〜1.5時間 | 約1.5〜2時間 | 約1〜1.5時間 |
| 宿の価格帯 | 幅広い(1万円台〜10万円台) | やや高め | リーズナブル |
| 犬連れの自由度 | 高い(コテージ多数) | 普通 | 高い(砂浜が広い) |
| 冬場 | 最も温暖 | 風が強い日がある | 風が強い日がある |
犬と楽しむ散歩・観光スポット
| スポット | エリア | 犬連れ対応 | 見どころ |
|---|---|---|---|
| 沖ノ島 | 内房・館山 | リード散歩OK | 干潮時に渡れる無人島。磯遊びもできる |
| マザー牧場 | 内房・鹿野山 | 犬同伴入場可(リード必須) | 花畑、ドッグラン併設 |
| 養老渓谷 | 外房寄り | 遊歩道をリードで散歩 | 紅葉の名所。粟又の滝コース片道30分 |
| 道の駅 富楽里とみやま | 内房 | テラス席で犬OK | 地元の軽食が楽しめる休憩スポット |
| 道の駅 ちくら・潮風王国 | 内房 | 芝生広場で犬と休憩 | 海沿いの芝生広場が開放的 |
海水浴場は遊泳期間中(7〜8月)に犬の立ち入りが禁止されるビーチがほとんどです。犬連れで海辺を楽しむなら、10月から翌年6月のオフシーズンが狙い目。早朝の砂浜は人も少なく、犬との散歩には最高の環境です。
マザー牧場は犬同伴の入場が可能で(リード必須)、広大な牧場内を散歩しながらドッグランも利用できます。ただし牧場内の動物に犬が興奮しないよう、リードは短めに持って歩いてください。
館山の沖ノ島は干潮時に歩いて渡れる無人島で、犬連れの散歩コースとしても人気があります。磯遊びができるので、海遊びが好きな犬は特に喜ぶスポットです。
海辺の旅行で気をつけること
海で遊んだあとの犬のケアは必須です。体に付いた砂と塩分を丁寧に洗い流してください。塩分が皮膚に残るとかゆみや炎症の原因になります。宿に犬用のシャワーやシンクがあれば活用し、なければペットボトルの水を多めに持参しましょう。
耳が垂れた犬種(ゴールデンレトリバー、コッカースパニエルなど)は海遊びのあとに耳の中に水が入りやすく、外耳炎のリスクが高まります。帰宅後の耳掃除も忘れずに。砂浜にはガラス片や釣り針が落ちていることがあるため、犬が裸足で走る場所は事前に目視で安全を確認してから遊ばせてください。
房総のドライブは海沿いの景色が気持ちいいものの、車酔いしやすい犬はこまめな休憩が大切です。片道1時間程度の距離でも途中2回ほど停車して外の空気を吸わせるだけで、犬の体調が安定します。道の駅は犬連れの休憩ポイントとしても使いやすいので、往路で1カ所立ち寄る計画を組んでおくと安心です。
まとめ
房総半島は都心から1〜2時間のアクセスで、プライベートドッグラン付きの一棟貸し施設が充実しているエリアです。内房エリアに宿が集中しているため、初めての犬連れ旅行にも選びやすいでしょう。
大型犬や多頭飼いなら犬種制限のないドッグヴィラ千葉南房総やTHE FOREST 館山犬石、コスト重視ならコトマルやZUKKU NO MORI、小型犬で食事にこだわるならDANQOO、ホテルの安心感が欲しいなら白浜オーシャンリゾートと、目的に合わせて選んでみてください。
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