阪急梅田駅の茶屋町口を出て北に歩くと、リノベーション古民家と雑居ビルが入り混じる路地が続く。大阪キタの玄関口でありながら、一本裏道に入れば静かなカフェが点在するこのエリアは、実は猫カフェの密集地帯でもある。おひとり様率の高い落ち着いた店、バリ風の異空間、日本初の老舗、里親募集型の譲渡カフェ。梅田から徒歩圏の猫カフェは、選択肢の幅が思いのほか広い。

この記事では梅田・中崎町エリアで営業中の猫カフェ5店舗を、料金・アクセス・雰囲気ごとに整理した。最新の営業時間や料金は各店舗の公式サイト・SNSでご確認ください。

梅田エリアの猫カフェ 料金・頭数の比較一覧

店舗名エリア60分の目安料金(税込)猫の頭数保護猫年齢制限
猫カフェにあにゃあ 梅田本店茶屋町1,500円(1ドリンク付き)約28匹なし小学生以上
猫カフェMOCHA 大阪梅田店東梅田1,100円〜(ドリンクバー込み)多数なし6歳以上
猫の時間 きた本店中崎町1,200円(1ドリンク付き)多数なし制限なし(幼児プランあり)
猫カフェぐるぐる堂 中崎町店中崎町1,650円(猫おやつ付き)多数なし7歳以上
保護猫カフェ ウリエル中崎町1,650円(フリードリンク付き)多数あり(譲渡型)公式で要確認

料金はプランや曜日によって変動する。梅田周辺の猫カフェは60分1,100〜1,650円がボリュームゾーンで、東京の主要エリアと比べるとやや手頃な水準だ。ドリンク付きが標準で、追加費用なしで楽しめる店が多い。

猫カフェにあにゃあ 梅田本店 ── おひとり様に定評のある店

阪急梅田駅の茶屋町口から徒歩5分。共栄ビルの6階にある。もともと「おひとり様専用猫カフェ」として開業した経緯があり、現在はグループ利用も可能だが、一人で訪れる客の割合が今も高い。周囲を気にせず猫と静かに過ごしたい方には特に向いている。

在籍する猫は28匹。アメリカンショートヘア、ブリティッシュショートヘア、ノルウェージャンフォレストキャットなど多彩な猫種が揃っている。靴を脱いで上がるスタイルで、座椅子やクッションに座りながら猫と同じ目線で過ごせるのが心地いい。カウンター沿いに猫の紹介カードが並んでおり、名前・性格・好きなおもちゃが書かれているので、気になる猫にアプローチしやすい。はるさめ、オレオ、しらたき、もなかなど食べ物の名前がついた子が多く、スタッフとの会話のきっかけにもなる。

コース料金(税込)備考
60分1,500円1ドリンク付き
90分2,100円1ドリンク付き
120分2,500円1ドリンク付き
150分3,000円1ドリンク付き
180分3,400円1ドリンク付き

予約は受け付けておらず、直接来店する形になる。小学生以上から入店可能で、小学生は保護者同伴かつ1時間コースのみ。定休日は木曜日。

  • 営業時間: 11:00〜20:00(最終受付19:00)
  • 住所: 大阪府大阪市北区芝田2-8-11 共栄ビル601
  • アクセス: 阪急梅田駅 茶屋町口(5番出口)徒歩5分 / JR大阪駅 中央口 徒歩5分
  • 公式サイト: https://nearnya.com/

猫カフェMOCHA 大阪梅田店 ── ドリンクバー込みの明朗会計

東梅田駅から徒歩2分、ミスターりんビルの2階にある全国チェーンの猫カフェ。JR大阪駅からも徒歩5分圏内で、阪急百貨店やグランフロント大阪での買い物帰りにふらっと立ち寄れるアクセスのよさが魅力だ。

料金にドリンクバーが含まれているため、追加費用を気にせず過ごせる。「結局いくらかかるか」が読みやすいのは、初めての猫カフェで不安がある方にとって大きなメリットだろう。猫のおやつは別売りで、ごはんタイムは1日設定があり、タイミングが合えば猫たちが集まって食事する姿を間近で見られる。

区分最初の30分延長(10分ごと)最大料金
平日1,100円220円3,520円
土日祝1,400円220円3,850円

年中無休で営業しているため、「今日行きたい」と思い立った日に定休日で行けないという事態がない。6歳以上から入店可能で、中学生未満は保護者同伴(保護者1名につき子ども3名まで)。全国チェーンならではの接客マニュアルが整っており、猫カフェ初心者でも迷わず過ごせるだろう。

  • 営業時間: 10:00〜20:00(最終入店19:30)
  • 住所: 大阪府大阪市北区小松原町1-7 ミスターりんビル2F
  • アクセス: 東梅田駅 徒歩2分 / JR大阪駅 徒歩5分
  • 公式サイト: https://catmocha.jp/shop/osakaumeda/

猫の時間 きた本店 ── 日本最古の猫カフェで長毛種に囲まれる

2004年に開業した、日本で最初の猫カフェとして知られる老舗。谷町線中崎町駅から徒歩3分、天五中崎通り商店街の中にある。畳敷きのスペースもあり、和風の落ち着いた空間で猫とゆったり過ごせるのがこの店の持ち味だ。

メインクーン、ラグドール、ペルシャ、スコティッシュフォールドなど長毛種が多く、もふもふ感を存分に味わえる。高齢になった猫は4階の「セカンドハウス」でゆったり暮らしており、事前予約で貸し切り利用もできる。猫カフェの原点ともいえるこの店で、長毛種に囲まれながら過ごす時間は格別だ。

区分60分備考
平日1,200円1ドリンク付き
土日祝1,300円1ドリンク付き
第4金曜 18:00〜20:001,300円フリータイム制
幼児コース(11:00〜13:00、30分限定)700円

営業日は水曜〜日曜の11:00〜18:00で、月曜・火曜は定休日(祝日は営業)。第4金曜日のみ20時まで延長営業し、18時以降はフリータイムが利用できる。年齢制限がなく幼児コースもあるため、小さなお子さん連れでも入店できる数少ない猫カフェだ。

  • 営業時間: 水〜日 11:00〜18:00 / 第4金曜のみ 11:00〜20:00(18:00以降フリータイム)
  • 住所: 大阪府大阪市北区黒崎町5-16 ビル2F
  • アクセス: 谷町線 中崎町駅 徒歩3分 / JR天満駅 徒歩5分
  • 定休日: 月曜・火曜(祝日は営業)
  • 公式サイト: http://www.nekonojikan.com/

猫カフェぐるぐる堂 中崎町店 ── バリ風インテリアの異空間

梅田茶屋町から徒歩5分、谷町線中崎町駅から徒歩3分。バンブーで統一されたエスニックなインテリアが他の猫カフェにはない独自の空間を作り出している。チャイやラッシーなどドリンクメニューもアジアンテイストで、雰囲気ごと楽しみたいカップルや友人グループに人気がある。

60分コースは1,650円(税込・猫おやつ付き)で、おやつ込みなのがうれしいポイント。フリータイムは平日限定で2,750円、17時以降の入店なら2,200円とリーズナブルになる。カップル限定のデートプランや女子会プラン、学割プランもあり、利用シーンに応じて使い分けやすい。

プラン料金(税込)備考
60分コース1,650円猫おやつ付き
平日限定フリータイム2,750円
平日限定フリータイム(17:00〜)2,200円
デートプラン60分コース+30分延長無料カップル限定
女子会プラン60分コース+30分延長無料+猫おやつ女性2名以上
学割プラン全コース100円引き学生含むグループ

7歳以上から入店可能で、未就学児は不可。営業時間は11:00〜20:00で、年末年始のみ休業。猫の体調による臨時休業がある場合もあるため、訪問前に公式サイトかSNSで確認しておくと安心だ。中崎町の古着屋巡りと組み合わせて半日過ごすのにちょうどいい立地でもある。

  • 営業時間: 11:00〜20:00
  • 住所: 大阪府大阪市北区中崎西1-6-25
  • アクセス: 谷町線 中崎町駅 徒歩3分 / 阪急梅田駅 茶屋町口 徒歩5分
  • 公式サイト: https://www.umedacatcafe.com/

保護猫カフェ ウリエル ── 天使と猫がテーマの譲渡型カフェ

中崎町にある保護猫カフェで、行き場のない猫と新しい家族をつなぐ活動を行っている。天使と猫がテーマの店内デザインが印象的で、1階と2階で装飾も猫の性格も違う雰囲気が楽しめる。姉妹店として完全個室の「スイートホームウリエル」や「ヴィラ・ウリエル」も中崎町エリアに展開しており、よりプライベートな空間で保護猫と過ごしたい方にはそちらも選択肢になる。

猫を迎える予定がなくても、利用料金が保護猫の医療費やフードに充てられるため、訪問すること自体が保護活動の支援になる。里親希望の場合はスタッフに相談すれば、住環境の確認やトライアルのステップを案内してもらえる。

コース料金(税込)備考
60分コース1,650円フリードリンク付き
延長330円/15分
平日限定フリータイム(17:00〜)2,750円フリードリンク付き
平日限定ランチコース(11:30〜14:00)2,200円フリードリンク付き+姉妹店でランチ

フリードリンク付きで1,650円は、同エリアの猫カフェと比べても標準的な価格帯。保護猫活動への共感がある方にとっては、利用料金の使途が明確な点にも納得感があるだろう。

  • 営業時間: 平日 11:30〜21:00、土日祝 12:00〜19:00
  • 住所: 大阪府大阪市北区中崎西4-1-30
  • アクセス: 谷町線 中崎町駅 徒歩6分 / 阪急梅田駅 徒歩11分
  • 電話: 06-6486-9770
  • 公式サイト: https://cafeuriel.com/

滞在スタイル別 梅田の猫カフェの選び方

5店舗を紹介してきたが、「結局どこに行けばいいのか」は目的によって変わる。以下の表を参考に、自分のスタイルに合った1軒を見つけてほしい。

こんな方におすすめの店舗理由
一人で静かに過ごしたいにあにゃあ 梅田本店おひとり様率が高く、座椅子スタイルで猫と同じ目線になれる
初めての猫カフェで不安MOCHA 大阪梅田店全国チェーンで接客が安定、ドリンクバー込みで料金がわかりやすい
長毛種をもふもふしたい猫の時間 きた本店メインクーン・ラグドール・ペルシャなど長毛種が多い
デートや友人と非日常を楽しみたいぐるぐる堂 中崎町店バリ風インテリア+チャイで異空間体験、カップルプランあり
保護猫活動に興味があるウリエル利用料金が保護猫支援に、里親募集も行っている
平日昼に長く過ごしたいぐるぐる堂 / ウリエル平日17時以降のフリータイムが2,200〜2,750円で割安
子ども連れ猫の時間 きた本店11:00〜13:00に幼児コース30分700円あり

心斎橋・なんばまで足を延ばすなら

梅田からOsaka Metro御堂筋線で心斎橋まで約6分、なんばまで約10分。猫カフェMOCHA心斎橋店(東心斎橋1-18-11)は梅田店と同じシステムで年中無休のため、梅田が混雑しているときの代替候補になる。なんばの猫カフェと合わせて3エリアをはしごする日帰りプランも組める。大阪の猫カフェ全体ガイドではキタ・ミナミ以外も含めてまとめている。

梅田の猫カフェで知っておきたいこと

梅田は繁華街のため大きな荷物を持って訪れる方も多いが、猫カフェでは荷物をロッカーに預けるよう求められることが多い。阪急梅田駅構内のコインロッカー(300〜600円)を活用して身軽な状態で訪れるのがベストだ。靴下は全店で着用必須、フラッシュ撮影は禁止、香水は控えめに。これが基本マナーとなる。

料金システムの違いも事前に把握しておきたい。MOCHAのような10分単位の従量課金制は30分程度でさっと楽しみたい方に向いており、にあにゃあやぐるぐる堂のような定額制は1時間以上じっくり過ごす方にコスパがいい。おやつは持ち込み禁止で店内販売のみ。ぐるぐる堂はおやつ付きプランがあり、MOCHAは別売りとなる。

空いている時間帯は平日14〜16時台。土日なら開店直後が穴場で、猫が元気に動き回っている。逆に土日の13〜15時台は混雑しやすい。

猫カフェが初めての方向けの基本ガイド猫カフェのマナーガイドも参考にしてほしい。

関連記事: 猫カフェ完全ガイド。料金・マナー・楽しみ方とおすすめエリア別まとめ

参考情報

この記事の料金・営業時間は各店舗の公式サイト(2026年5月確認)を参考にしている。猫カフェにあにゃあは公式サイト(nearnya.com)、猫カフェMOCHA大阪梅田店は公式サイト(catmocha.jp/shop/osakaumeda/)、猫の時間きた本店は公式サイト(nekonojikan.com)、猫カフェぐるぐる堂中崎町店は公式サイト(umedacatcafe.com)、保護猫カフェウリエルは公式サイト(cafeuriel.com/menu)の料金・営業時間ページに基づく。営業日・料金・猫の在籍状況は変更される場合があるため、来店前に最新情報をご確認ください。