三宮駅から南に歩くとセンター街、西へ向かうと元町商店街。神戸の猫カフェは繁華街を中心にコンパクトにまとまっていて、買い物や観光の合間にふらっと立ち寄れる立地が多い。チェーン系の安定感がある店から2007年開業の老舗、住宅街の保護猫カフェまで、店ごとの個性がはっきりしている。

この記事では三宮・元町・灘エリアの猫カフェ7店舗を料金・猫の頭数・アクセスで比較した。目的別のおすすめも整理している。最新情報は各店舗の公式サイト・SNSでご確認ください。

神戸の猫カフェ7店舗 料金・特徴の比較一覧

店舗名エリア60分の目安料金(税込)猫の頭数予約保護猫特徴
猫カフェMOCHA 神戸三宮店三宮約1,760円(30分1,100円+延長30分660円)約20匹不要なしドリンクバー込み、Wi-Fi完備
猫喫茶 空陸家 神戸三宮店元町寄り1,320円非公開不要なしフリータイム1,980円でドリンク飲み放題
cat cafe Nyanny元町1,100円(平日)/1,320円(土日祝)非公開不要なし兵庫県初の猫カフェ、透明キャットウォーク
MIACIS ねこまみれ 元町店西元町1,200円非公開不要あり抱っこOK、里親募集あり
猫の屋おでん灘区(王子公園)約1,430円約18匹不要一部あり築40年の自宅を改装、譲渡会も開催
猫クラブ く〜にゃん三宮約1,000円約25匹不要あり保護猫カフェ(※臨時休業の可能性あり)
保護猫カフェ ニャーニャの森岡本公式サイトで確認変動予約優先あり里親募集型、クラファンで運営継続中

料金は時期やプランによって変動する場合がある。おやつは別途200〜550円程度。神戸の猫カフェは大阪と比べると価格帯がやや抑えめで、1時間あたり1,000〜1,800円がボリュームゾーンになっている。

目的別で選ぶ神戸の猫カフェおすすめ早見表

「どの猫カフェに行けばいいか」は、来店の目的で大きく変わる。

目的おすすめ店舗理由
初めての猫カフェcat cafe Nyanny猫の社会化が行き届いていて人懐っこい子が多い。スタッフが相性の良い猫を教えてくれる
ひとりでゆっくり猫カフェMOCHA 三宮店Wi-Fi・電源完備でドリンクバー付き。カウンター席で読書やリモートワークもできる
デートや友人とcat cafe Nyanny / 空陸家Nyannyの透明キャットウォークはSNS映えする。空陸家はフリータイムが手頃で長居しやすい
コスパ重視で長居猫喫茶 空陸家フリータイム1,980円(ドリンクバー付き)で2時間以上いるなら最もお得
里親を検討中ニャーニャの森 / 猫の屋おでん保護猫カフェで里親面談が可能。猫との相性をじっくり確認できる
抱っこしたいMIACIS ねこまみれ抱っこOKの店舗は神戸では貴重。猫を膝に乗せて過ごせる

三宮・元町エリアの猫カフェ4選

三宮と元町は徒歩圏内にまとまっていて、猫カフェのはしごもしやすい。駅チカのチェーン系から兵庫県初の老舗まで、4店舗を紹介する。

猫カフェMOCHA 神戸三宮店 ── 駅近で設備が充実したチェーン系

阪急神戸三宮駅西口から徒歩3分、地下鉄三宮駅から徒歩1分。中央区下山手通のアークコースト5階にある。全国展開する猫カフェMOCHAの神戸店で、ナチュラルテイストの内装にソファ席やカウンター席が配置されている。靴を脱いで上がるスタイルで、猫との距離が近い。

在籍する猫は約20匹。マンチカンやスコティッシュフォールドなど人気の猫種が中心だ。キャットタワーが複数あり、高い場所から来店者を見下ろす猫の姿はなかなかの風格がある。

料金は最初の30分が平日1,100円(税込)・休日1,273円(税込)で、以降10分ごとに220円の延長制。最大料金は平日3,520円・休日3,850円。ドリンクバーは入場料に含まれている。予約不要で年中無休。Wi-Fiと電源も使える。

1日2回(11:00と19:00)の「ごはんタイム」は猫が一斉に集まる撮影チャンス。猫おやつ(別売り550円)を使えば、猫との距離を一気に縮められる。

営業時間: 10:00〜20:00(最終入店19:30、年中無休) 住所: 兵庫県神戸市中央区下山手通2丁目1-14 アークコースト5F 公式サイト: https://catmocha.jp/shop/kobesannomiya/

猫喫茶 空陸家 神戸三宮店 ── フリータイムが手頃でコスパ重視派に

三宮町のアモーレビル内、ペットショップCoo&RIKUの上階に併設された猫カフェ。センター街から少し南に入った場所で、元町方面からもアクセスしやすい。

ペットショップ系列のため、在籍する猫はブリティッシュショートヘアやラグドールなど純血種が中心。猫じゃらしなどのおもちゃは料金に含まれており、追加料金を気にせず猫と遊べる。

料金は30分715円・60分1,320円・フリータイム1,980円(すべて税込、ドリンクバー付き)。フリータイムで2時間以上過ごすなら他店より割安だ。Wi-Fiとコンセントも無料で使える。

営業時間: 平日11:00〜20:00、土日祝10:00〜20:00(最終受付19:30、年中無休) 住所: 兵庫県神戸市中央区三宮町3-8-14-2 アモーレビル 公式サイト: https://www.coorikuya.com/shop/sannomiya/

cat cafe Nyanny ── 元町で2007年から続く神戸の草分け

JR元町駅・阪神元町駅から徒歩2分。磯上通の磯上ビル3階にある。2007年に兵庫県初の猫カフェとしてオープンし、以来地元のファンに支えられてきた老舗だ。

名物は天井に設置された透明アクリルのキャットウォーク。見上げると猫の肉球がガラス越しに見えるという趣向で、SNSでも話題になっている。リビングのような広めの空間に猫たちが自由に動き回っていて、無理に触らなくても自然と膝に乗ってくる子がいる。

老舗だけあって猫の社会化が行き届いており、人見知りの猫が少ない。初めて猫カフェを訪れる方でも安心だ。スタッフが猫の性格をよく把握しており、相性のよさそうな猫を教えてくれる。

料金は1時間1,100円(土日祝1,320円)でドリンクなし、ソフトドリンク付きなら1,430円(土日祝1,540円)。延長は30分ごとに550円。毎週火・水曜が定休日(祝日の場合は営業)で、それ以外は平日11:00〜20:00・土日祝10:00〜20:00の営業(最終入店19:00)。

住所: 兵庫県神戸市中央区磯上通2-6-11 磯上ビル3F 公式サイト: https://www.nyanny.com/

MIACIS ねこまみれ 元町店 ── 抱っこOKの保護猫カフェ

JR・阪神元町駅から西へ徒歩約8分、元町商店街5丁目にある。抱っこOKの猫カフェは神戸では少数派で、猫を膝に乗せて過ごせるのが魅力だ。

保護猫の譲渡活動にも取り組んでおり、これまでに50匹以上の猫が新しい家族のもとへ巣立っている。里親希望の相談もできる。猫は人慣れした子が多く、自分から膝に乗ってくることも珍しくない。

料金は1時間1,200円(税込)、延長は30分ごとに600円。定休日は月曜・火曜で、営業時間は10:00〜20:00(最終入店19:00)。現在ドリンクの提供は休止中のため、飲み物は持ち込みになる。

住所: 兵庫県神戸市中央区元町通5-4-8 三木ビル202 電話: 090-4645-7579 Instagram: @miacis.m

灘区・岡本エリアの猫カフェ3選 ── 保護猫に会える穴場

三宮・元町から少し足をのばした灘区と東灘区には、保護猫活動に力を入れるカフェが集まっている。観光ついでというより「猫とじっくり向き合いたい」「里親になることを考えている」という方に向いたエリアだ。

猫の屋おでん ── 住宅街にある「おうち猫カフェ」

阪急王子公園駅から徒歩5分。灘区天城通の住宅街にある、築40年の自宅をフル改装した猫カフェだ。「人と猫」「人と人」のつながりを大切にする温かい空間が広がっている。

在籍する猫は約18匹。純血種とミックスの両方がいて、保護団体からの預かり猫や直接レスキューした猫も含まれる。定期的に神戸猫ネットと協力して譲渡会も開催している。

料金は1時間1,430円程度(時間制・退店時精算)。ねこのおやつは110円または330円。飲み物は175円から注文できる。中学生以上(保護者同伴)から入店可能。

営業時間: 11:00〜20:00(最終入店19:00) 定休日: 火曜・水曜(祝日の場合は営業) 住所: 兵庫県神戸市灘区天城通3-1-2 公式サイト: 猫の屋おでん(公式サイトはHTTPS非対応のため、最新情報はInstagram @nekonoya_oden をご確認ください)

猫クラブ く〜にゃん ── 「殺処分ゼロ」を掲げる保護猫カフェ

2026年4月現在、公式ブログの更新が長期間止まっており、営業状況が不透明です。来店前に必ずSNSや電話で最新の営業状況をご確認ください。

JR三ノ宮駅から徒歩3分。中央区琴ノ緒町のヤナイビル2階にある保護猫カフェで、常時約25匹の猫が暮らしている。すべて保護された猫たちで、「殺処分ゼロ」を掲げて里親探しに取り組んでいる。

店内は家庭的な雰囲気で、シャイな子もいればベタベタに甘えてくる子もいる。猫の名前や性格が書かれたプロフィールカードが壁に貼ってあるので、気になる子をじっくり観察してみてほしい。

実質1時間1,000円で利用でき、おやつ付きプランも用意されている。平日限定で3時間パックもある。里親を希望する場合は、住環境の確認やトライアル期間を経て正式譲渡となる。

営業時間: 12:00〜20:00(公式情報に基づく) 定休日: 水曜 住所: 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町4-3-1 ヤナイビル2階

保護猫カフェ ニャーニャの森 ── 岡本の住宅街にある小さなシェルター

阪急岡本駅・JR摂津本山駅から徒歩10分。東灘区岡本3丁目の住宅街にあるラヴィール岡本B1にひっそりとたたずむ保護猫カフェで、こぢんまりとした空間に保護猫たちが暮らしている。子猫専用の部屋もあり、小さな保護猫と触れ合える機会がある。

飼えなくなった猫や野良猫を引き取り、新しい家族を探す活動を続けている。2025年にクラウドファンディングで運営資金を募った実績もあり、地域の支援に支えられている施設だ。

料金は時間制で、2026年3月に料金改定が行われている(最新の金額は公式サイトで確認してほしい)。靴下の着用が必須で、忘れた場合は200円で購入できる。予約優先制のため、来店前に公式LINE(13:00〜20:00)か電話で予約しておくのがおすすめだ。

営業時間: 12:00〜19:20 住所: 兵庫県神戸市東灘区岡本3-7-9 ラヴィール岡本B1 公式サイト: https://catcafekobeokamoto.fc2.net/ X: @nya_nyanomori

神戸の猫カフェで知っておきたいマナーと準備

神戸の猫カフェに共通するルールと、訪問前に確認しておきたいポイントをまとめた。

靴下は全店で着用必須。素足やストッキングのみでの入店は断られるため、夏場にサンダルで出かけるときはカバンに靴下を1足入れておきたい。忘れた場合は200円程度で購入できる店舗もある。

香水や強い香りの柔軟剤は猫が嫌がるため、控えめにして来店するのがマナーだ。フラッシュ撮影は全店で禁止。スマートフォンでの撮影はOKだが、寝ている猫にレンズを近づけすぎないよう注意してほしい。

灘区の猫の屋おでんや岡本のニャーニャの森は住宅街の中にあるため、初めて行く場合はGoogleマップを見ながらのほうが安心だ。週末の午後は三宮エリアが混雑しやすいので、平日の午前中や夕方以降が狙い目になる。

保護猫カフェで里親になるまでの流れ

神戸ではく〜にゃん、ニャーニャの森、MIACIS ねこまみれ、猫の屋おでんの4店舗が里親募集に対応している。一般的な譲渡の流れは次のとおりだ。

  1. カフェで猫と何度か触れ合い、相性を確認する
  2. スタッフに里親希望を伝え、面談を受ける
  3. 住環境の確認(ペット可物件の契約書など)
  4. トライアル期間(1〜2週間が目安)で自宅での様子を見る
  5. 問題がなければ正式譲渡

譲渡費用はワクチン・避妊去勢手術・マイクロチップ代の実費を負担するケースが一般的だ。賃貸住まいの方はペット飼育可の物件であることが前提条件になる。

猫カフェの料金・マナー・楽しみ方ガイドで事前にマナーを確認しておくと安心だ。大阪の猫カフェ京都の猫カフェも日帰り圏内なので、関西で猫カフェ巡りを計画している方は合わせてチェックしてほしい。

参考情報

料金・営業時間は各店舗の公式サイトおよびSNS(2026年4月確認)を参考にしています。猫カフェMOCHA(catmocha.jp)、cat cafe Nyanny(nyanny.com)、猫喫茶 空陸家(coorikuya.com)、MIACIS ねこまみれ(hp-ez.com/hp/miacis-m/)、猫の屋おでん(Instagram: @nekonoya_oden /公式サイトはHTTPS非対応)、ニャーニャの森(catcafekobeokamoto.fc2.net)の各公式サイトを参照しました。ニャーニャの森は2026年3月に料金改定を実施しています。く〜にゃんは営業状況が不透明なため、来店前に電話またはSNSでの確認を推奨します。