吉祥寺駅の北口を出ると、サンロード商店街やダイヤ街がにぎやかに続いている。南口の先には井の頭公園の緑が広がり、休日ともなれば家族連れやカップルでベンチが埋まる。この街の猫カフェはお城のような幻想空間からカピバラと猫が同居する変わり種まで、店ごとの個性がはっきりと分かれている。

この記事では、吉祥寺エリアで営業中の猫カフェのうち、公式サイトで情報を再確認できた4店舗を取り上げ、料金・アクセス・雰囲気を比較した。最新情報は各店舗の公式サイト・SNSでご確認ください。

吉祥寺の猫カフェ比較一覧

店舗名エリア料金目安営業時間特徴
てまりのおしろ吉祥寺本町(プティット村内)平日2,700円〜(カップル・女子会プラン例)/公式参照10:00〜21:00お城のような幻想的内装
てまりのおうち吉祥寺本町2-13-14 3F入場料制(2026年2月リニューアル、最新は公式メニュー参照)10:00〜21:00童話の森をイメージした老舗
猫喫茶 空陸家plus 吉祥寺店吉祥寺本町1-8-2130分・フリータイム(公式参照)平日11:00〜20:00 / 土日祝10:00〜20:00JR吉祥寺駅徒歩2分、年中無休
カピねこカフェ 吉祥寺吉祥寺南町1-5-10 PLATANO 2階カピバラ&ねこ50分2,800円10:00〜20:00猫+カピバラの異色の組み合わせ

料金は時期やプランによって変動する場合がある。来店前に公式サイトで確認しておくと安心だ。

てまりのおしろ ── プティット村に佇むおとぎ話の猫城

項目詳細
住所東京都武蔵野市吉祥寺本町2-33-2 吉祥寺プティット村
最寄り駅JR/京王井の頭線 吉祥寺駅(プティット村内)
営業時間10:00〜21:00(年末年始など変動あり)
定休日不定休
料金入場料制/カップル・女子会プランは1人平日2,700円+税〜(フード・スイーツ・ドリンク1品ずつ込み)。通常入場の最新料金は公式参照
公式サイトhttps://temarinooshiro.com/
営業情報の出典公式サイトの情報に基づく(2026年5月確認)

吉祥寺の裏通りにひっそりと建つ「プティット村」の中にある猫カフェ。足を踏み入れた瞬間、おとぎ話の城に迷い込んだような感覚になる。ステンドグラスや石壁風の装飾で彩られた店内は、ほかの猫カフェとはまるで雰囲気が違う。天井が高く、猫たちが高い棚から見下ろしている光景も幻想的で、写真撮影目当てで訪れるリピーターも多い。吉祥寺の猫カフェの中でもっとも「非日常感」を味わえる一軒だ。

カップル・女子会限定プランでは、入場料に加えてフード・スイーツ・ドリンクの全メニューから1品ずつ選べる定額プランが用意されている(1人平日2,700円+税、土日祝3,100円+税。19時以降は割安料金あり)。通常の時間制プランの料金については公式サイトの最新メニューを確認してほしい。

てまりのおうち ── 童話の森で猫とスイーツを楽しむ老舗

項目詳細
住所東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-14 3F
最寄り駅JR/京王井の頭線 吉祥寺駅
営業時間10:00〜21:00
定休日不定休
料金入場料制(2026年2月リニューアル)/100種類以上のドリンクと手作りスイーツあり。最新料金は公式メニューPDFを参照
公式サイトhttp://www.temarinoouchi.com/
営業情報の出典公式サイトの情報に基づく(2026年5月確認)

吉祥寺の猫カフェといえば、この店を思い浮かべる人も多いだろう。「てまりのおしろ」の姉妹店にあたり、こちらは童話の森をモチーフにしたメルヘンな空間が広がる。100種類以上のドリンクと手作りスイーツを提供しており、カフェとしてのクオリティも高い。季節限定のドリンクやラテアートの種類も豊富で、猫モチーフのスイーツを目当てに来るリピーターもいる。

入場料は2026年2月にリニューアルされており、最新の料金は公式サイトのメニューPDFで案内されている。猫たちは人懐っこい子が多く、ソファに座っているとひざの上に乗ってくることもある。店内には猫のプロフィールカードが壁に掲示されており、名前や性格、好きなおもちゃを確認しながら過ごせる。

猫喫茶 空陸家plus 吉祥寺店 ── JR吉祥寺駅徒歩2分のチェーン店

項目詳細
住所東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-21 こあふうーるエスビル2階
最寄り駅JR中央本線 吉祥寺駅 徒歩2分
営業時間平日 11:00〜20:00 / 土日祝 10:00〜20:00(最終受付 19:30)
定休日記載なし
料金30分・フリータイム等の時間プラン(最新料金は公式サイト参照)
公式サイトhttps://www.coorikuya.com/shop/kichijyoji/
営業情報の出典公式サイトの情報に基づく(2026年5月確認)

全国にチェーン展開する「空陸家」の吉祥寺店で、ペットショップCoo&RIKUの系列にあたる。JR吉祥寺駅から徒歩2分というアクセスのよさが強みで、駅から雨に濡れずにたどり着ける距離感だ。

土日祝は10:00から営業しており、最終受付は19:30。料金プランは時間制とフリータイムが用意されているが、具体的な金額は公式サイトまたは店頭で確認してほしい。同チェーンは料金体系がシンプルで、初めて猫カフェを体験する人にとってもハードルが低いブランドだ。

カピねこカフェ 吉祥寺 ── 猫とカピバラが同居する異色の空間

項目詳細
住所東京都武蔵野市吉祥寺南町1-5-10 PLATANO 2階
最寄り駅吉祥寺駅 徒歩約3分(井の頭公園口側)
営業時間10:00〜20:00(動物の健康状態により閉店する場合あり)
定休日不定休(予約ページで日別営業日確認推奨)
料金カピバラ&ねことふれあい 50分 2,800円(1歳未満無料)/ カピバラ・ねこのおやつ 550円
決済オンラインクレジット決済
公式サイトhttps://capyneko.cafe/
営業情報の出典公式サイトの情報に基づく(2026年5月確認)

猫カフェの記事で取り上げたいのが、猫とカピバラが同じ空間で暮らすこのカフェだ。吉祥寺駅南町、PLATANOビルの2階にあり、のんびりした動きのカピバラと気ままな猫が同居する光景は、ほかではなかなか見られない。カピバラに触れたりおやつをあげたりと、一般的な猫カフェとは異なる体験が待っている。

料金は50分2,800円。1歳未満のお子さんは無料で入店できる。カピバラとねこ専用のおやつ(550円)を別途オーダーすることも可能。決済はオンラインクレジット決済のみ対応している。動物の体調を最優先する運営方針のため、日によって閉店する場合がある点には注意してほしい。最新の営業状況は予約ページで日別に確認できる。

なお、原宿(竹下通り)に系列店「カピねこカフェ原宿」もオープンしている(こちらは50分3,850円)。

井の頭公園の散策と猫カフェを組み合わせる

吉祥寺を訪れるなら、猫カフェだけで帰るのはもったいない。駅の南側に広がる井の頭恩賜公園は、ボート池や井の頭自然文化園(動物園)があり、散策だけでも2〜3時間は楽しめる。春は桜、秋は紅葉と、季節ごとに表情が変わるのも魅力だ。

午前中に公園をゆっくり歩いて、ランチのあとに猫カフェへ向かう流れがスムーズだろう。南口の「カピねこカフェ吉祥寺」は公園側の出口からアクセスしやすく、散策帰りの足でそのまま立ち寄れる。

北口方面にも魅力は多い。ハモニカ横丁は戦後の闇市を起源とする小さな飲食店街で、昔ながらの焼き鳥屋やワインバーが軒を連ねている。「てまりのおしろ」「てまりのおうち」は北口側なので、ハモニカ横丁で早めの夕飯を食べてから猫カフェに向かう、あるいは猫カフェの帰りに一杯引っかけて帰るというコースも組める。

サンロード商店街やコピス吉祥寺での買い物を挟めば、猫カフェ+食事+ショッピングで一日が充実する。どの猫カフェも駅から徒歩圏内に収まっているため、2軒はしごするのも現実的だ。

吉祥寺の猫カフェで知っておきたいこと

靴下は必須。素足やストッキングだけでの入店は断られることが多いので、夏場にサンダルで出かけるときはカバンに1足忍ばせておくとよい。店頭で販売している店舗もあるが在庫があるとは限らないため、持参が確実だ。

香水や強い香りの柔軟剤は猫が嫌がるため、控えめにして来店するのがマナーだ。フラッシュ撮影は禁止が一般的。スマートフォンでの撮影は基本的にOKだが、寝ている猫にレンズを近づけすぎないよう配慮してほしい。

吉祥寺の猫カフェは週末の午後が混みやすい。開店直後か夕方17時以降を狙うと、猫がそばに来てくれる確率も上がる。猫カフェのはしごを考えている場合、てまりのおしろ→てまりのおうちは同じ北口エリアにあるため徒歩5分程度で移動でき、2軒合わせて2〜3時間のコースが組みやすい。

カピねこカフェは予約優先制で、ペットの健康状態によって閉店する日があるため、予約ページで日別の営業状況を確認してから向かうのが確実だ。

東京の猫カフェを幅広く知りたい方は別記事も参考になる。吉祥寺周辺でペット可物件を探している方は、東京のペット可賃貸事情もあわせてチェックしてみてほしい。

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参考情報

各店舗の情報(住所・営業時間・料金・猫の頭数)は公式サイト(2026年5月確認)の掲載情報に基づいています。