池袋は東京のなかでも猫カフェが集まるエリアです。西口と東口の双方に店舗があり、駅から徒歩5分以内で入れるお店がほとんど。チェーン展開する大型店、保護猫の譲渡を目的としたカフェ、一組限定の完全個室店と、バリエーションの幅が広い点で他の繁華街とは一線を画しています。

この記事では池袋駅周辺の猫カフェ7店舗について、料金体系や営業時間はもちろん、「仕事帰りに寄りたい」「保護猫を迎えたい」「子どもと一緒に行きたい」といった目的別の選び方まで掘り下げて紹介します。

池袋の猫カフェ全7店舗 料金・営業時間の一覧

池袋エリアで営業している猫カフェの基本情報を一覧にまとめました。料金体系は店舗によって「10分単位」「30分パック」「寄付制」と異なるため、滞在時間の目安を決めてから比較すると選びやすくなります。

店名エリア営業時間料金目安(60分)猫の頭数保護猫ドリンク
猫カフェ MOCHA 池袋本店西口 徒歩1分10:00〜20:00平日1,782円 / 休日2,310円約19匹なしバー込み
猫カフェ モカラウンジ 池袋東口店東口 徒歩3分10:00〜21:00平日1,782円 / 休日2,310円約26匹なしバー込み
猫喫茶 空陸家 池袋西口店西口 徒歩1分平日11:00〜20:00 / 休日10:00〜20:001,200円+ドリンク代約15匹なし別料金
ネコリパブリック 東京池袋店西口 徒歩5分11:00〜22:00平日1,760円 / 休日1,980円常時10〜15匹あり1杯付き
猫カフェ MAOMAO 池袋店東口 徒歩7分11:00〜20:00平日2,000円 / 休日2,700円(2名以上・1名あたり)5匹なし別料金
東京キャットガーディアン 大塚シェルター大塚駅 徒歩5分平日14:00〜18:00 / 休日13:00〜18:00寄付制約100頭ありなし
CAT’S INN TOKYO志村坂上駅 徒歩5分平日13:30〜19:30 / 土日祝13:00〜19:00平日1,200円 / 土日祝1,500円約15匹あり1杯付き

料金は税込表示です。MOCHA系列の60分料金は10分単位の料金(平日297円/休日385円)を6回分として算出しています。最新の営業時間・料金は各店舗のSNS・公式サイトでご確認ください。

目的別おすすめ早見表

「どんな過ごし方をしたいか」で最適な店舗は変わります。以下に目的別の相性をまとめました。

目的おすすめ店舗理由
仕事帰り(20時以降)ネコリパブリック22時まで営業。池袋の猫カフェで最も遅い閉店時間
純血種に会いたいMOCHA系列・空陸家ノルウェージャン、マンチカン、スコティッシュなど海外の品種が充実
保護猫を迎えたいネコリパブリック・東京キャットガーディアン在籍猫はすべて里親募集中。スタッフに譲渡の相談ができる
子連れで行きたいMOCHA池袋本店・空陸家MOCHA本店は6歳から入店可。空陸家も未就学児から受け入れあり
プライベート空間がほしいMAOMAO一組限定の完全個室。予約制で他のお客さんと同室にならない
費用を抑えたい東京キャットガーディアン寄付制のため金額は自由。保護活動への支援も兼ねられる
たくさんの猫に囲まれたい東京キャットガーディアン約100頭が暮らす都内随一の規模。好みの猫に出会える確率が高い

各店舗の詳細と見どころ

猫カフェ MOCHA 池袋本店(西口側)

池袋駅西口から徒歩1分、豊島会館3Fにある猫カフェチェーン「MOCHA」の本店です。天然木のキャットウォークが張り巡らされた開放的な店内に、約19匹の猫が暮らしています。

2026年1月5日に料金体系が改定され、10分単位のシンプルな料金設定に変わりました。平日は10分あたり297円(税込)で最大料金3,960円、休日は10分あたり385円で最大料金4,620円。ドリンクバーが料金に含まれています。30分だけサッと立ち寄ることも、最大料金の範囲で半日ゆっくり過ごすこともできる柔軟なシステムです。

在籍猫はノルウェージャンフォレストキャット、マンチカン、サイベリアンなど海外の純血種がメイン。猫のごはんタイムが1日2回あり、タイミングを合わせて訪れると活発に動き回る姿を間近で見られます。Wi-Fi・電源完備で漫画も読み放題。入店は6歳から可能で、小学生以下は保護者同伴(保護者1名につき3名まで)です。年中無休、最終入店は19:30。

猫カフェ モカラウンジ 池袋東口店(東口側)

東口から徒歩3分、サンケエビル4Fにあるラウンジ型の猫カフェです。ダークブラウンを基調にした落ち着いた内装で、約26匹の猫が在籍しています。本店よりも猫の数が多いのが特徴です。

料金体系は本店と同じ10分単位の設定。営業時間は10:00〜21:00(最終入店20:30)で、西口の本店より1時間長く営業しています。サンシャインシティ方面からのアクセスが良いため、買い物帰りに立ち寄りたい方にとって便利な立地です。

注意点として、こちらの東口店は中学生以上が入店条件となっています。子ども連れで訪れる場合は、6歳から入れる本店を選んでください。年中無休。

猫喫茶 空陸家 池袋西口店(西口側)

池袋駅西口から徒歩わずか1分。ペットショップCoo&RIKUが運営する猫カフェで、西池袋ビル5Fにあります(受付は2F)。コンパクトな空間ながら猫との距離が近い間取りが工夫されており、膝に乗ってくる猫も少なくありません。

料金は30分650円、60分1,200円。延長は15分ごとに300円です。MOCHA系列とは異なりドリンクは別料金ですが、ベースの利用料自体は池袋の猫カフェのなかで最安値クラス。短時間だけ猫と触れ合いたい方にとってはコストパフォーマンスの良い選択肢です。

在籍猫はスコティッシュフォールド、ブリティッシュショートヘア、ラグドールなど人気の純血種が中心。平日は11:00から、休日は10:00から営業し、20:00閉店(最終受付19:30)。全国に75店舗以上を展開するチェーンで、どの店舗でも料金設定が統一されている安心感があります。

ネコリパブリック 東京池袋店(西口側)保護猫カフェ

西口から徒歩5分、中根ビル4Fにある保護猫カフェ。「2022年2月22日までに日本の猫の殺処分をゼロにする」という理念で活動するネコリパブリックの東京拠点です。在籍する猫はすべて里親を募集中で、気に入った猫がいれば譲渡の手続きを進められます。

料金は平日30分1,430円・60分1,760円・120分2,750円、休日30分1,650円・60分1,980円。延長は30分ごとに660円。1ドリンク付きです。木曜定休(祝日の場合は営業)で、22時まで営業しているのが大きな強み。池袋の猫カフェのなかで最も遅くまで開いているため、残業後や飲み会のあとでも立ち寄れます。

モノトーン基調のスタイリッシュな店内は、猫カフェ特有の「子どもっぽさ」がなく、大人がリラックスできる雰囲気。中学生以下は保護者同伴が必要で、入店時に靴下の着用(透けない素材)が求められます。電話予約がおすすめです。

猫カフェ MAOMAO 池袋店(東口側)一組限定個室

東口から徒歩7分、マガザン東池袋7Fにある完全予約制・一組限定の個室猫カフェです。他のお客さんと同室にならないため、猫を独占して過ごせるのが最大の特徴。デートや友人同士の利用はもちろん、「他の人の目を気にせずに猫と過ごしたい」という方にとって唯一無二の選択肢です。

料金は1名利用の場合2時間まで4,980円。2名以上利用は平日1時間2,000円(大人1人あたり)、土日祝は1時間あたり700円の追加料金がかかります。子ども(7〜15歳)は1,000円で、20歳以上の同伴が必須。一組最大5人、最大3時間まで利用できます。在籍猫は5匹と少数ですが、個室のなかで猫たちを独り占めできる贅沢な時間は他店では得られません。

7歳未満は入店不可。営業時間は11:00〜20:00で無休。完全予約制のため、訪問前にLINEまたは公式サイトから予約を済ませてください。

東京キャットガーディアン 大塚シェルター 保護猫カフェ

池袋駅から山手線で1駅、大塚駅から徒歩5分にある日本初の開放型シェルター。約100頭の保護猫が暮らしており、その規模は都内随一です。NPO法人が運営母体で、年間数百頭の譲渡実績を誇る東京の保護猫活動の中核的存在。

入場料は寄付制で金額を問いません。猫カフェとしてだけでなく、譲渡会場・猫関連グッズのショップを兼ねた複合施設として運営されています。営業時間は平日14:00〜18:00、土日祝13:00〜18:00。火曜は定休日(譲渡相談は予約制で対応)。

池袋からは1駅離れますが、100頭もの猫が暮らす圧倒的なスケール感は他の猫カフェでは体験できません。猫を迎えたい方はもちろん、保護活動の現場を見てみたいという方にとっても訪れる価値のある施設です。

CAT’S INN TOKYO 保護猫カフェ

三田線の志村坂上駅から徒歩5分、板橋区小豆沢の住宅街に佇む里親募集型の保護猫カフェ。池袋からは少し距離がありますが、三田線で15分ほど。池袋エリアの保護猫カフェの選択肢として覚えておきたいお店です。

営業時間は平日13:30〜19:30(最終入場19:00)、土日祝13:00〜19:00(最終入場18:00)で月曜定休。年会費500円(年額)に加えて、利用料は平日1時間1,200円・土日祝1時間1,500円(いずれも1ドリンク付き)、延長は15分300円。里親として猫を迎えることを前提にした運営で、スタッフに飼育環境の相談ができます。アットホームな雰囲気が好みの方に向いています。

滞在時間別の料金シミュレーション

「実際にいくらかかるのか」は、滞在時間によって大きく変わります。30分・60分・120分・3時間の4パターンで、各店舗の料金を比較しました。

店名30分60分120分3時間
MOCHA 池袋本店(平日)891円1,782円3,564円3,960円(最大料金)
MOCHA 池袋本店(休日)1,155円2,310円4,620円(最大料金)4,620円
モカラウンジ 東口(平日)891円1,782円3,564円3,960円(最大料金)
空陸家 池袋西口650円1,200円2,600円4,000円
ネコリパブリック(平日)1,430円1,760円2,750円3,410円
ネコリパブリック(休日)1,650円1,980円
MAOMAO(平日・2名以上、1人あたり)2,000円4,000円6,000円
東京キャットガーディアン寄付制寄付制寄付制寄付制
CAT’S INN TOKYO(平日)1,200円2,400円3,300円

空陸家の料金にはドリンク代が含まれていません。別途フリードリンク代が加算されます。ネコリパブリックは120分パックが平日のみの設定です。MAOMAOは最低利用時間が60分のため、30分の設定はありません。

30分だけ気軽に立ち寄るなら空陸家が最もリーズナブル。120分以上ゆっくり過ごすならMOCHA系列の最大料金制が有利です。ネコリパブリックは120分パックの単価が良く、長居しても比較的抑えられます。

池袋の猫カフェで出会える猫の種類

チェーン系の猫カフェでは純血種を多く揃えており、保護猫カフェではミックス猫を中心に個性豊かな猫たちと触れ合えます。お目当ての猫種がいる方は、事前に公式SNSで在籍猫をチェックしておくと確実です。

猫種特徴出会える主な店舗
ノルウェージャンフォレストキャット大型でふわふわの長毛。おっとりした性格MOCHA系列
マンチカン短い脚が特徴。活発で遊び好きMOCHA系列・空陸家
サイベリアンロシア原産の大型種。毛量が豊富MOCHA池袋本店
スコティッシュフォールド折れた耳が特徴。温和で甘えん坊空陸家
ブリティッシュショートヘアまるい体型でぬいぐるみのような風貌空陸家
ラグドール抱っこされるのが好きな大型種空陸家
ミックス猫個性豊か。性格もバリエーションに富むネコリパブリック・東京キャットガーディアン・CAT’S INN TOKYO

猫の体調や譲渡状況によって在籍猫は入れ替わります。保護猫カフェでは新しい猫が加わったり、里親が決まって卒業したりするサイクルが早いため、訪問ごとに出会える猫が変わるのも楽しみのひとつです。

猫カフェ初心者が押さえたいマナーと持ち物

どの店舗でも共通するルールがいくつかあります。入店時に手指の消毒をし、靴下を着用した状態で猫のいるスペースに入ること。靴下を忘れた場合は店頭で購入できるケースがほとんどです。ネコリパブリックでは「透けない素材の靴下」が条件になっているため、薄手のストッキングだけでは入れない点に注意してください。

猫との触れ合い方で覚えておきたいのは、「猫のペースに合わせる」ことです。気になる猫がいたら正面からではなく少し横から近づき、手の甲を鼻先に差し出してみてください。においを確認した猫が安心すると、自分からすり寄ってきてくれます。追いかけ回したり、無理に抱き上げたりすると猫がストレスを感じるため避けましょう。

フラッシュ撮影は全店で厳禁です。スマートフォンをサイレントモードに設定しておくと、シャッター音で猫を驚かせずに済みます。猫用のおやつ(各店300〜550円程度)を購入すると猫が積極的に寄ってくるので、短い滞在でも充実した触れ合いの時間を過ごせます。

池袋で保護猫カフェを選ぶなら

池袋周辺には保護猫カフェが3店舗あり、それぞれ運営スタイルが異なります。

ネコリパブリック東京池袋店は、おしゃれなカフェ空間で保護猫との触れ合いを楽しめる「入門編」的な存在です。一般的な猫カフェとほぼ同じ感覚で訪れられるため、保護猫カフェが初めての方でもハードルが低いでしょう。

東京キャットガーディアン大塚シェルターは、約100頭の猫が暮らすシェルターそのものを見学できる施設です。譲渡を本気で考えている方や、保護活動の実態に触れたい方にとっては見逃せない場所。寄付制のため「まず見てみたい」という気持ちだけで足を運べるのもありがたい仕組みです。

CAT’S INN TOKYOは板橋区の住宅街にあり、家庭的な雰囲気のなかで猫と過ごせます。猫を迎えたあとの飼育環境についてスタッフが丁寧に相談に乗ってくれるため、譲渡を具体的に検討している段階の方に向いています。

保護猫カフェの譲渡条件や手続きの流れについて詳しく知りたい方は、東京の保護猫カフェ7選。里親になれる猫カフェの料金・譲渡の流れもあわせて読んでみてください。

池袋以外のエリアも検討するなら

新宿や秋葉原にも個性的な猫カフェがあります。池袋の猫カフェと比べることで、自分に合った店舗が見つかるかもしれません。

新宿方面を検討している方には新宿の猫カフェ5選。夜21時まで営業の店や保護猫カフェも紹介がまとまっています。東京全体の猫カフェ事情を俯瞰したい方は、東京の猫カフェおすすめ8選。エリア別の実店舗情報と料金比較を参考にしてください。

参考情報

各店舗の情報(住所・営業時間・料金・猫の頭数)は公式サイトおよび公式SNS(2026年4月確認)の掲載情報に基づいています。MOCHAの料金は2026年1月5日改定後の10分単位料金を反映しています。最新の営業時間・料金は各店舗のSNS・公式サイトでご確認ください。

まとめ

池袋の猫カフェは7店舗がそれぞれ異なる特徴を持っています。MOCHA系列は純血種と最大料金制のコスパが魅力で、空陸家は駅徒歩1分の好立地と手頃な料金が光ります。ネコリパブリックの22時までの夜間営業は会社員にとって心強い選択肢です。MAOMAOの一組限定個室は池袋でここだけ。保護猫を迎えたい方には、東京キャットガーディアンの圧倒的な規模感が他にない経験をもたらしてくれるでしょう。目的と予算に合わせて、自分にぴったりの1店を選んでみてください。